アメリカの交通機関
アメリカは広い。とにかく、広大だ。
そんなアメリカの交通の主役は航空機と自動車だが、かつてはもちろん鉄道であった。
最盛時には300に及ぶ大小の私鉄が、大陸全土で旅客や貨物の輸送にあたっていた。
しかし、旅客輸送のほうは第二次世界大戦が終結したあたりから斜陽化が始まり、1960年代にはすっかり寂れてしまった。
旅客列車は次々に廃止され、ついには数社が走らせていた大陸横断特急も姿を消してしまったのである。
1930~40年代には、華やかにプルマンカーを連ねてハリウッドのスターたちをニューヨークへと運んでいた豪華特急も、その末路はなんとも哀れなものだった。
